東京都中央区 S様邸 築35年戸建のリノベーション
- 2021.10.27
- リフォーム / リノベーション 不動産売買 / 空き家活用
今回のお客様は東京都中央区のS様邸。
昭和60年建築のナショナル住宅製の軽量鉄骨ラーメン構造の戸建住宅。
ご両親から相続された実家の1階をリノベーションしたいとご相談があり、S様のイメージするデザインや、開放的な空間というご希望を叶えるべく作業を行いました。
<今回の施工箇所>
・玄関
・キッチン
・リビング
※今回は1階部分のみの工事
大きく印象が変わり美術館のような明るく白い玄関
玄関 施工前
施工前の玄関は焦げ茶の木と白で統一されたデザイン。
今は古さが残りますが落ち着きのあるシックな雰囲気で、大きなシューズボックスや広さもあるため使いやすそうな玄関です。
玄関 施工後
「全体を白ベースで間接照明を活用した空間にしたい」というご希望に合わせ、
たたき、上がり框、壁、天井、突き当りのドア、シューズボックスすべて白にし、フローリングも色味の薄い無垢タイプのものを選びました。
室内のタイルはサンワカンパニーさんのブリックストーンを使用しています。
また、天井の縁に間接照明を、玄関側の階段手すり取り外し、シューズボックスを玄関左のリビング側への埋め込み、リビングとの仕切りをガラスにすることで、施工前と同じ空間とは思えない広々としたおしゃれな玄関に仕上がりました。
撮影状況は異なりますが、空間の明るさの違いは掲載している写真からもおわかりいただけるかと思います。
フローリングは無垢タイプ。
ドアは極限までシンプルで天井の高さと合わせることで通常よりも壁と一体感が出せる、サンワカンパニーのノッポを採用。
シューズボックスは隣のリビング側に埋め込む形で取っ手がないタイプを選択。
元のシューズボックスが玄関内に設置されているものだったため、この分だけでもかなり空間が広くなりました。
階段は玄関側の手すりを外し、玄関と同じフローリング材を使用。
手すり部分へ間接照明も設置。
デザイン性と使いやすさを両立したキッチン
キッチン 施工前
リビングの繋がり設置されたキッチン部分。
窓側にシンクやコンロがあり、冷蔵庫スペースもないため、カウンターは後からリフォームしたものかもしれません。
こちらも玄関同様に焦げ茶の木材と白い壁紙がベースのデザインになっています。
キッチン 施工後
キッチンはS様ご要望のアイランドタイプでパナソニックのラクシーナを選択。
シンクや調理スペースも広く使い勝手のいいキッチンです。
下がり天井に間接照明、シンクの前にはペンダントライトも設置。
冷蔵庫スペースも確保し、窓や裏口の扉も復活しました。
玄関もそうですが、一般的な住宅とは異なる雰囲気の魅せるキッチンへと変貌を遂げました。
シンプルデザインで実際より広く感じるリビング
リビング 施工前
リビングも玄関やキッチン同様の焦げ茶フローリング、白い壁紙の仕様ですが、経年劣化もあり壁紙はかなり変色していました。
フローリングの色のせいもありますが、少し薄暗い印象です。
リビング 施工後
施工後のリビング。
S様のご希望でテレビを壁掛けにし、アクセントでこの部分だけ石材タイプの壁材を使用しています。
テレビ部分の出っ張りは、隣の玄関シューズボックスを埋め込んだ部分となります。
全体的に白で統一され明るく開放感がある空間で、玄関との仕切りも全面ガラスドアにしているのもあり、出っ張りは全く気にならないレベルに収まりました。
まとめ
今回は築35年で古さが残る住宅を、明るく開放感がある空間へとリノベーションを行いました。
「両親が建てた実家を相続したけど全体的に古いしどこから直したら分からない」という方はたくさんいらっしゃると思います。
LINE工務店はただリフォーム、リノベーションを行うだけではなく、相続した住宅や空き家の活用にも力を入れています。
住宅に関してお困りの際は、お気軽にLINE工務店へご相談ください!
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